2025年7月期のTBS日曜劇場『19番目のカルテ』で、登場人物たちの名前が名古屋市内の地名になっていることが話題になっています。
なぜ役名が名古屋由来なのか、公式発表はされていませんが、原作者が名古屋出身であることに深い関係があると考察されています。
この記事では、『19番目のカルテ』の役名と名古屋の地名の関係をまとめ、その理由を詳しく探っていきます。
【19番目のカルテ】役名が名古屋の地名なのはなぜ?
松潤の「19番目のカルテ」、名古屋の地名が名前の人が多いね。
— モモタドン🌟 (@momota_don) July 13, 2025
松潤の「19番目のカルテ」、名古屋の地名が名前の人が多いね。
さらに「19番目のカルテ 名古屋」と検索する人が増えており、Yahoo!の検索キーワード予測にも入るなど注目度の高さが伺えます。

漫画原作者が名古屋出身!
ドラマ「19番目のカルテ」は、同名の漫画が原作です。そのため、ドラマに登場するキャラクターの名前は原作漫画と共通しています。
実は、原作者である富士屋カツヒトさんは名古屋出身だと言われており、
公式には明記されていないものの、富士屋先生の育児エッセイ漫画『打ち切り漫画家パパになる』の読者がXでポストをしています。

やはり、富士屋カツヒト先生は名古屋出身の方でした。

地元に敬意をこめて名付けたのかな
役名の由来をXで言及
放送開始前、富士屋カツヒトさんは名付けについてXで次のようにポストしています。
地名引用の名付けに関してはまた改めてポストします
— 富士屋カツヒト (@huziyakatuhito) July 6, 2025
地名引用の名づけに関してはまた改めてポストします
『改めてポストをする』と明記されてますが
2025年7月13日の第1回放送終了時点では、地名引用の名付けに関する追加のポストは確認されていません。
【19番目のカルテ】役名に使われている名古屋の地名一覧
以下は、登場人物と由来とされる愛知県・名古屋市内の地名をまとめた一覧です。
役名×地名一覧
登場人物の名前 | 由来の地名 |
徳重晃(とくしげ あきら) | 徳重(とくしげ) |
滝野みずき(たきの みずき) | 滝ノ水(たきのみず) |
東郷康次郎/陸郎(とうごう こうじろう/ろくろう) | 東郷(とうごう) |
鹿山慶太(かやま けいた) | 香流山(かなれやま)または香山(こうやま) |
大須哲雄(おおす てつお) | 大須(おおす) |
豊橋安希子(とよはし あきこ) | 豊橋(とよはし) |
平手秀(ひらて しゅう) | 平手(ひらて) |
瀬戸舞子(せと まいこ) | 瀬戸(せと) |
茶屋坂心(ちゃやさか こころ) | 茶屋が坂(ちゃやがさか) |
鳴海辰也(なるみ たつや) | 鳴海(なるみ) |
北野栄吉(きたの えいきち) | 北区+栄(さかえ) |
有松しおり(ありまつ しおり) | 有松(ありまつ) |
赤池登(あかいけ のぼる) | 赤池(あかいけ) |
また、第1話ゲスト出演の仲里依紗さん演じる『黒岩百々』も、名古屋の地名「黒石」を思わせる名前です。



めちゃくちゃたくさんの役名に名古屋の地名が使われてる!
名古屋を思わせる名前は地名以外にも
地名以外にも、名古屋らしさを感じさせる要素が見られます。
7月13日START日曜劇場
— 19番目のカルテ TBS7月期日曜劇場⦅公式⦆ (@19karte_tbs) July 5, 2025
『19番目のカルテ』
徳重(#松本潤 )のオフショット
を初公開です
魚虎総合病院の前で
19番目の新しい科である総合診療科で
どのように問題を解決していくのか?
いよいよ来週13日よる9時に放送です#日曜劇場19番目のカルテ pic.twitter.com/Ddd0HzsDU3
このドラマの舞台となる病院の名前は【魚虎(うおとら)総合病院】。
SNSでは、「魚虎」が、名古屋城のシンボル「金の鯱(しゃちほこ)」をイメージしているのではないかと指摘されています。
今更気付いたんだけど、19番目のカルテの登場人物って、名古屋というか愛知県の地名からとってるよねー
— masaki1234smile⸝⸝⸝'-'⸝⸝⸝໒꒱ (@masakismile) June 19, 2025
潤くんの徳重先生の徳重、私昔良くショッピングモールに買い物行ってたわ笑
魚虎病院て鯱だし!
このように、地名以外でも名古屋を感じさせる仕掛けが散りばめられているようです。
名古屋の地名が使われたのはなぜ?理由を考察!
「19番目のカルテ」の役名(登場人物名)に名古屋の地名が使われたのはなぜでしょうか?
ネットで囁かれている3つの説を紹介します。
- 地元愛がある
- ほかの作品との共通点
- キャラクターの個性や立場が伝わりやすい
それぞれ見ていきましょう!
理由①地元愛がある
原作者が名古屋出身であることから、出身地の地名をキャラクター名に使うことで作品への思い入れを表現している可能性があります。
同様の手法は他作品でも見られます。
たとえば『花ざかりの君たちへ』(イケメンパラダイス)では、大阪出身の原作者・中条比紗也さんが登場人物名に近畿地方の駅名や地名を取り入れています。
理由②ほかの作品との共通点
富士屋カツヒトさんのエッセイ漫画『打ち切り漫画家パパになる』では名古屋弁が頻繁に登場し、地元への親しみが感じられます。
このように、過去の作品にも“名古屋らしさ”が反映されており、「19番目のカルテ」にもその流れが続いているのかもしれません。
理由③キャラクターの個性や立場が伝わりやすい
地名を使うことで、キャラクターに独特の印象を与えることができます。
実際、ドラマ放送を見た視聴者から「役が地名のまますぎる」という意見がありました。


愛知県と名古屋の地名すぎる…と思ってたら、滝野みずきちゃんが滝ノ水すぎてわろた
いずれの理由も納得感がありますが、富士屋先生からの発表で真相が明かされる日が待ち遠しいですね。
まとめ
この記事では、『19番目のカルテ』の登場人物名に名古屋の地名が使われている理由について、原作者の出身地や作品内の設定をもとに考察し、SNSなど世間の声もあわせてまとめました。
公式な発表はまだありませんが、名古屋への地元愛や物語のリアリティを高めるための工夫が込められている可能性が高いと、多くの視聴者の間でもささやかれています。
原作者自身の口からその意図が語られる日はいつなのか、今後の投稿に注目が集まります。
サムネイル画像出典:BIGLOBEニュース