2025年6月、昭和を代表するプロ野球選手・長嶋茂雄さんの訃報が報じられました。
“ミスター”の愛称で親しまれ、巨人軍の象徴として日本中に感動を与え続けたその功績を悼む声が広がっています。
そんな中、長男である長嶋一茂さんが“喪主を務めない”という報道があり、その理由に関心が集まっています。

なぜ、長男である一茂さんが喪主にならないの?
この記事では、長嶋茂雄さんの葬儀で、長男・一茂さんが喪主を務めない理由を、家族との関係やこれまでの経緯から読み解きます。
- 長嶋茂雄さんの葬儀で長男・一茂さんが喪主を務めないと話題に
- 喪主は次女の長嶋三奈さん
- 長嶋一茂が喪主を務めない理由5選!家族の確執?長嶋茂雄さんの療養を支えていたのは?宗教的な理由?
- 長嶋一茂と父・長嶋茂雄との関係
長嶋茂雄の葬儀で長嶋一茂が喪主を務めないと話題に


昭和を代表するプロ野球選手・長嶋茂雄さんが、2025年6月3日午前6時39分に肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
葬儀・告別式は「近親者のみ」で執り行われる予定ですが、喪主を長男の長嶋一茂さんではなく、次女の長嶋三奈さんが務めると報じられたことで、大きな注目を集めています。
葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。喪主は次女・三奈(みな)氏。
引用元:Yahoo!ニュース
「長男が喪主を務めるのが当然では?」と感じる人も多い中、いったいなぜこのような判断になったのでしょうか。
長嶋一茂が喪主を務めない理由5つを読み解く!
まず前提として、喪主は必ずしも長男が務める必要はありません。
現代では「故人を最も近くで支えていた人」や「家族内で最も適任な人」が喪主になるケースも珍しくなく、形式よりも実情が重視される傾向があります。
一茂さんの場合、次のような背景が理由として挙げられています。
- 家族間の確執・絶縁状態
- 介護や看病に直接関わっていなかった可能性
- 一茂さん自身のスタンス
- 宗教的な事情
- 家族内での合意
1つずつ順番に見ていきましょう!
理由①家族間の確執・絶縁状態
長嶋一茂さんと長嶋家の間には、過去からたびたび“確執”や“絶縁状態”が噂されてきました。
特に注目されたのが、2009年ごろに報じられた遺産相続トラブルです。一茂さんが父・茂雄さんの財産管理に関して法的措置を取ったとの報道もあり、その後家族と距離を置くようになったとも言われています。
また、妹である長嶋三奈さんとは長年にわたって“断絶状態”にあるという見方も一部メディアで報じられています。
こうした背景から、葬儀の場でも一茂さんが積極的な役割を担うことが難しかった可能性は否定できません。
これらの事実がすべて公に認められているわけではありませんが、一部では「絶縁状態にあるから喪主を務めなかったのでは」と見る声もあるのが現実です。
理由②一茂さんが介護や看病に直接関わっていなかった
2004年に脳梗塞で倒れた長嶋茂雄さんは、その後長い療養生活を送っていました。
この療養を主に支えていたのは、次女であり元テレビ朝日スポーツキャスターの長嶋三奈さんだとされています。
これまでの療養生活の経過について、三奈さんを介して伝えられることが多くありました。
巨人は9日、脳内の出血で6日に東京都内の病院に入院した長嶋茂雄終身名誉監督(86)について、次女・三奈さんからの伝言を発表した。
引用元:デイリースポーツ(https://www.daily.co.jp/baseball/2022/09/10/0015627685.shtml?utm_source=chatgpt.com)
そのため、三奈さんが実質的な“後継者”として、看取りや葬儀の中心となることはごく自然な流れとも言えます。
理由③一茂さん自身のスタンス
一茂さんはタレント・コメンテーターとして広く活動していますが、家族について語ることはあまり多くなく、公私を明確に分ける姿勢を貫いてきました。
こうした中で、目立つ役割を避けて“あえて表に出ない”選択をしたとも考えられます。
喪主として注目を集めることで、葬儀そのものが「騒ぎ」になることを避けた配慮かもしれません。
理由④宗教的な事情
一茂さんは自身がカトリック信者であることを公言しており、2025年2月14日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」で、幼い頃に洗礼を受けたことを明かしています。
一方で、今回の葬儀は日本の一般的な仏式に近い形式で行われると見られており、宗教観の違いから一茂さんが喪主という役割を辞退した可能性もあります。
家族の信仰が異なる場合、葬儀における役割分担に影響することは珍しくありません。
理由⑤家族内での合意
喪主の決定は、家族内での話し合いや合意に基づくケースが一般的です。
本人が「務めない」と申し出た可能性や、家族側が三奈さんの方が適任と判断したことも考えられます。
長嶋一茂と父・長嶋茂雄との関係はどうだったのか?


2000年代後半以降、長嶋一茂さんと長嶋家の間では、相続や資産管理に関する問題、さらに「長嶋茂雄」の商標権取得をめぐる争いなどがたびたび取り沙汰されてきました。
こうした経緯から、家族内の関係性にはたびたびメディアの注目が集まっていました。
一茂さん自身も、テレビ番組やエッセイの中で「家族とは距離を置いている」と明言しており、さらに「長嶋家の財産は放棄している」と公の場で発言しています。
妹や父とも10年以上会っていないことを明かすなど、自らその距離感を認めている節もあります。
確執・不仲説の根拠
一茂さん自身の発言やメディア報道からも、家族との深い溝がうかがえる場面がありました。
・過去に報じられた遺産や相続に関するトラブル
・妹・三奈さんとの意見の不一致
・「父の名前を利用している」との批判
こうした報道は一茂さん自身が否定する場面もありましたが、「距離のある親子関係」という印象が根強く残っていたのは確かです。
長嶋一茂のコメントや距離感
テレビ番組ではたびたび父・茂雄さんに関するエピソードを披露する一方、深く私情に踏み込む発言は少なく、どこか“線を引いた”印象も受けます。



あくまでタレントとして、自分の立場と父の偉大さを切り分けているようにも見える?
「やっぱり確執?」ネットで憶測が広がる
ネット上では、長嶋茂雄さんの葬儀の喪主を長嶋一茂さんが務めないという報道に対してさまざまな反応が見られました。
やっぱり確執はまだ続いてたんだな。
長嶋茂雄の喪主が一茂じゃなくて三奈さんなの家庭内の関係を想像してしまう
一番に介護を話していたってが次の女の三奈さんだったし、生前から喪主になることは決まっていただろうね。
遺産相続も放棄してるみたいだし自然では?
コメントくらい出したらいいのに・・・
このように、長嶋茂雄さんの葬儀の喪主が長男の一茂さんでないという報道から、「家族の確執」を想像する声が多くありました。
一方で、実際に長嶋茂雄さんの療養生活を支えていたのが次女の三奈さんであることから、喪主は当然ではないかという意見もあります。



確かに今は「故人を最も近くで支えていた人」や「家族内で最も適任な人」が喪主になるケースも珍しくないよね。
まとめ
長嶋一茂さんが喪主を務めなかった理由について、公式な説明はありませんが、これまでの経緯を踏まえると以下のような要因が重なった可能性があります。
- 過去に報じられた家族間の確執や絶縁状態
- 介護や看病に直接関わっていなかったこと
- 本人のメディアに対するスタンスや配慮
- 宗教的な背景(カトリック信仰)
- 家族内での話し合いや合意
こうした事情から、実際に父を支えてきた次女・三奈さんが喪主を務めることは、ごく自然な流れだったとも考えられます。
ネット上ではさまざまな声が聞かれますが、それだけ“長嶋家”に対する関心が根強い証拠でもあります。
“国民的スター”長嶋茂雄さんを静かに見送りたいという家族の思いが、今回の判断に込められているのかもしれません。



