アクションロールプレイングゲーム『鳴潮(めいちょう)』の1周年イベントをめぐり、「運営が可哀想」という声がSNSで広がっています。

可哀想ってどういうこと?
実は、ある“予想外”の展開がきっかけで、運営に同情が集まっているのです。
この記事では、『鳴潮』をめぐる炎上の経緯と、「運営が可哀想」といわれる理由をまとめます。
『鳴潮』周年イベントの批判に運営が対応


日本時間2025年4月19日に配信された『鳴潮』1周年を祝うVer2.3 予告特別通信(動画)において、プレイヤーから批判が殺到し、運営が公式声明を発表しました。
『鳴潮(めいちょう)』は、中国のゲーム開発企業「KURO GAMES」によって開発・運営されるスマートフォン、PCおよびPlayStation 5向けゲームです。
公式が発表した内容がこちらです。(出典:上部Youtube)
- 『鳴潮』Ver2.3予告特別通信終了後、漂泊者(プレイヤー)から番組に関して多くの提案や意見があった。
- この度の計画内容は、周年記念という節目に対する漂泊者の期待とは大きくかけ離れたものだった。
- 今回の予告通信において、番組構成や表現方法に不備があった。
- 感謝の気持ちを伝えるための関連施策を準備中、今後のバージョンにて実施予定。
- 心からのお詫びの意を表すため、今週中に全漂泊者を対象とした期間限定ログインボーナスイベントを実施。
✦ アイテム内容: 金髓の波模様×10 鍛潮の波模様×10 唱喚の渦模様×10
「予告特別通信」で何かが起こったようです。
bilibiliには一晩のうちに十数万件の否定的コメントがあったとか
中国の動画配信サービス「bilibili」では異例の炎上騒ぎになったようです。一体何が起こったのでしょうか?
周年イベント予告動画が炎上した理由
5月23日に1周年を迎える『鳴潮』ですが、予告通信が出る前に本国で周年イベントについてリークがありました。


・予告番組前に、海外のリーカーが周年でシャコンヌとザンニーが配布されるとリークし話題になっていた
・それを鵜呑みにして勝手に期待していた連中が、なぜか「話が違う」などとブチ切れ



リーク情報との違い、それは運営さん可哀想ともなるよね・・・
主な炎上の理由として挙げられているのは次の3つです。
- 限定キャラの無料配布がなかった
- 1周年記念イベントの報酬内容
- 中華圏・英語圏での公式予告に対する批判
一つずつ見ていきましょう。
理由① 限定キャラの無料配布予告がなかった
事前に「限定キャラ(シャコンヌとザンニー)が無料配布される」との噂が広まり、プレイヤーの期待が高まっていました。
しかし、公式の予告動画では無料配布の予告はなく、落胆の声が広がりました。
理由②1周年記念イベントの報酬内容
1周年イベント予告では、ガチャを回すための石の配布も発表されましたが、この報酬が期待外れと感じたプレイヤーも多かったということです。
放送後は中華と英語圏のコミュニティで配布が少な過ぎて復刻ガチャを回しきれないって叩かれてた
理由③中華圏・英語圏での公式予告に対する批判
1周年を記念して作成された『鳴潮』Ver2.3PVについて、海外からの評価が低く、運営への不信感が表面化したようです。
日本で配信されたYoutubeのコメント欄は喜びのものが多いです。
放送中や日本コミュニティは大して荒れてなかったしまあ普通って感じだったけど。
▼『鳴潮』Ver2.3PV丨「団」らん祝う焔光と夏唄
運営が可哀想!日本国内では擁護の声
SNS上では「鳴潮運営が可哀想」との声が日本のプレイヤーから相次いでいます。
鳴潮可哀想・・・
そんな声が上がってなんて全然分からなかったし、不満なんてなかったよ。
お詫び有難いけど申し訳ないよ
リーカーがあらぬ噂を流して煽り立てた結果、海外勢がリークと違う!!とって文句垂れてる感じか
日本国内のユーザーからは
- 運営が可哀想
- リークを当てにする意味が分からない
- 運営に頑張って欲しい
と、運営側を擁護する声が目立ちました。
『鳴潮』とは|リリース1年で急成長!


プレイヤーは主人公である漂泊者と、星4・星5のレアリティを持つ「共鳴者(キャラクター)」で編成されるパーティを操作して広大なフィールドを探索し、バトルを繰り広げます。
本作には「集音」として知られるガチャがあり、共鳴者と武器を獲得できます。
スタイリッシュな戦闘演出と世界観で人気を集め、リリースから1年で世界中に多くのプレイヤーを抱えるタイトルへと成長しています。
まとめ
この記事では、『鳴潮』をめぐる炎上の経緯と、「運営が可哀想」といわれる理由をまとめました。
本来の周年イベントよりも、事前に出回ったリーク情報が期待を過度に煽ったことで、一部のユーザーが失望し、批判が集中する結果となりました。
しかし、日本国内では運営の誠実な対応に理解を示す声も多く、批判の矛先が「根拠のないリーク情報」に向けられる場面も見られました。
今後の対応にも注目です。