2025年8月、第107回全国高等野球選手権大会が開幕しました。
出場校の一つである広島・広陵高校でいじめ問題が発覚し、1回戦は出場して勝利を収めたものの、騒動はさらに拡大。広陵高校は10日、2回戦以降の出場辞退を発表しました。
この問題をめぐっては、現役選手だけでなくOBのプロ野球選手にも注目が集まりました。真偽不明の噂が広がる一方で、オリックスバッファローズ・福田周平選手が広陵高校時代に見せた”後輩を守る神エピソード”が話題になっています。
この記事では、福田周平選手の広陵高校時代から伝わる神エピソードを5つ紹介します。
福田周平の広陵時代の神エピソード5選!

福田選手は高校2年生の秋から広陵高校野球部の主将を務めました。当時、部内では先輩が後輩に理不尽な”しごき”を加える悪しき慣習が残っていたと言われています。
例えば、次のような「神エピソード」が伝えられています。
- 俺を殴ってからにしろ!
- 靴磨きは自分でやれ!
- 誰も逆らわなかった存在感
- YoutubeやSNSで賞賛の書き込み
- 後輩があこがれる存在
順番に見ていきましょう!
これらのエピソードは、ネットやSNSで語られている内容であり、ここで触れられている出来事は卒業生や関係者とされる人の証言に基づくもので、公的な記録として裏付けられたものではありません。
エピソード①俺を殴ってからにしろ!
同級生が後輩を殴ろうとした場面で、福田選手は間に立ち「こいつらを殴るなら、俺を倒してからにしろ」と迫り、暴力を止めたというエピソードがあります。

福田選手の男気と優しさが感じられるね
エピソード②靴磨きは自分でやれ!
後輩に靴磨きを強要する同級生に対して「自分でやれ」と一喝し、後輩への不当な雑用を許さなかったとも語られています。
エピソード③誰も逆らわなかった存在感
小柄な体格だったものの、その気迫と強い意志から、福田選手に逆らう生徒はいなかったと伝えられています。



強い姿勢と執念が周囲に大きな影響を与えたんだね
エピソード④YoutubeやSNSで賞賛の書き込み
福田周平選手の広陵高校時代のエピソードは、YouTube動画やSNSのコメント欄でも広く語られています。
特に話題となっているのが、今回の問題が表面化する前に投稿された、珍プレー・YouTube動画のコメントです。投稿者は広陵高校卒業生を名乗り、福田周平選手の高校時代の行動について詳細に語っています。


「広陵OBで福田さんの後輩です。福田さんは三年生の中で唯一、理不尽な上下関係から後輩を守ろうと他の全三年生敵に回して口論してた人です。『理由もなくこいつらしばくなら俺をしばいてからやれよ』あのイカれ腐った上下関係の中で福田さんが持ってた男気と優しさは一生忘れません。あなたは神様です」



福田さんがいかに後輩に慕われていたかがわかるコメントだね。
このコメントがXで拡散され、福田選手の「聖人ぶり」がいじめ問題の渦中において、好意的なエピソードとして注目されました。
エピソード⑤後輩があこがれる存在
尊敬する選手として福田選手の名前を挙げる後輩も少なくないようです。
2025年に広陵高校から立教大に進学した濱本遥大選手は、あこがれ・目標とする選手として福田選手の名前を挙げています。
広陵濱本くんの憧れの選手は同校OBの福田周平さんだそうです‼️✨️ pic.twitter.com/lbW6LxSNc0
— シャラ★ (@kn_sh_dn_1) August 31, 2024
福田周平のプロフィール・経歴
「聖人」とも言われる福田周平選手の広陵高校時代のエピソードを紹介しました。ここでは、福田選手のプロフィールと経歴を紹介します。
プロフィール
オリックスバッファローズ・福田周平選手のプロフィールはこちらです。


名前 | 福田周平(ふくだ しゅうへい) |
生年月日 | 1992年08月08日 |
年齢 | 33歳(2025年8月現在) |
出身 | 大阪府 |
身長 | 167cm |
体重 | 65kg(2025年8月時点) |
投打 | 右投げ/左打ち |
参考:オリックスバッファローズ・選手名鑑、全世代侍ジャパン選手リスト
経歴
オリックスバッファローズ・福田周平選手の経歴はこちらです。
小学生時代 | 上荘ドラゴンズ(軟式)(大阪府阪南市立上荘小) |
中学生時代 | 泉南ボーイズ(硬式)(大阪府阪南市立鳥取中) |
高校(2008年4月〜2011年3月) | 広陵高校(主将、春夏連続甲子園出場) |
大学(2011年4月~2015年3月) | 明治大学 |
社会人(2015年4月~) | NTT東日本 |
プロ入り(2017年) | ドラフトでオリックス・バファローズより3位指名 |
2018年4月8日 | プロ初出場 |
2018年9月 | 第28回アジア選手権代表選出 |



広陵高校3年生では、春夏連続で甲子園全国大会出場を果たしたんだって!
広陵高校いじめ問題と他のOBの姿勢
今回の問題を受け、福田周平選手以外にも、同校在学時にいじめ問題に立ち向かったり、加担せず真摯に練習に打ち込んだり、チームの士気を高めたプロ野球選手たちの名前が挙げられています。
- 佐野恵太選手(横浜DeNAベイスターズ)
- 有原航平選手(福岡ソフトバンクホークス)※福田選手と同級生
- 小林誠司選手(読売ジャイアンツ)
- 宗山塁選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 渡部聖也選手(埼玉西武ライオンズ所属)
佐野恵太選手は、福田選手が3年生当時の1年生でした。佐野選手については3年生当時野球部内に存在していた『闇娯楽(私的な制裁やいじめ』を廃止に導いたとされています。



福田選手の正義感と仲間を思いやる姿勢が、後輩にも受け継がれていんじゃないかな。
まとめ
この記事では、オリックスバッファローズ・福田周平選手が広陵高校時代に見せた神エピソードを紹介しました。
今回紹介したエピソードからは、福田周平選手が広陵高校時代から 強い正義感と仲間思いの人柄 を持ち合わせていたことがよくわかります。
広陵高校のいじめ問題が注目される中で、福田選手や他のOBたちの前向きな行動は、負の話題の中にあっても希望を感じさせてくれる話題でした。