国民的漫画・アニメ「クレヨンしんちゃん」のスピンオフアニメ「野原ひろし 昼メシの流儀」の放送が発表され大きな盛り上がりを見せています。
放送を楽しみにしている声がある中、「自分を野原ひろしだと思い込んでいる一般人」というコメントが目立ちます。

一般人?公式スピンオフじゃないの?
この記事では、「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」とは何なのか、その元ネタや意味、そしてなぜここまで広がったのかを徹底解説していきます。
自分を野原ひろしだと思い込んでいる一般人の元ネタ
しっかり原作リスペクトで「自分を野原ひろしだと思ってる一般人」で最高 https://t.co/4JmkSl8Lt2 pic.twitter.com/cQp0bNx2Nx
— かるぴ (@ErisOshi) August 21, 2025
『クレヨンしんちゃん』でおなじみの父・野原ひろしを主人公に据え、サラリーマンとしての昼食を真剣に選び、食べる姿を描くという一風変わったグルメ作品です。



パロディと思ったら公式だった!と驚く人も少なくないみたい!
“一般人”とされた理由
「一般人」とされた理由には、以下のような違和感がありました。
- “野原ひろし”に似ているようで微妙に違う顔つき
- 不気味な笑みを浮かべ恐怖すら与える表情
- 作品中のしんのすけや描写が、公式アニメ版とはかけ離れている
こうした点から、「この漫画の主人公は本当に”本家の”野原ひろしなのか?別人なのではないか」という認識が生まれ、広まったようです。



その解釈こそが「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」というミームの土台になったんだね!
「俺は野原ひろしだ」発言がミーム化!
ネットで特に有名なのが、『昼メシの流儀』のコマを切り抜いて作られた次の一言です。


「俺は野原ひろしだ 誰が何を言おうと野原ひろしなんだ」
実はこのシーン、もともとは「回転寿司で普段は頼まない寿司を選ぼうとする場面」です。しかし、その迫真の表情が切り取られ、“コラ画像”として拡散されました。
※コラ画像・・・既存の画像を加工・合成して作られた画像
この違和感たっぷりの画像がXやニコニコ動画を中心に一気に広まり、“ネタとしての野原ひろし”が確立していったのです。
さらにこのフレーズは派生して、
- 「自分をプロゲーマーだと思いこんでいる一般人」
- 「自分をスパイだと思いこんでいる一般人」
といったテンプレートにも応用されるようになりました。
野原ひろしミームがここまで広まった理由
「一般人」「俺は野原ひろしだ」という認識やセリフは、単なるネタの一つにとどまらず、ネット上で拡散しました。
なぜここまで多くの人に広まったのでしょうか?理由は大きく3つあると考えられています。
- 国民的キャラの知名度
『クレヨンしんちゃん』の父・野原ひろしは、日本中誰もが知る存在。一般的に知名度が高いため、ネタにしてもすぐに理解されやすかった。 - ギャップの面白さ
本来は家族想いでちょっとドジなお父さんキャラが、スピンオフでは妙にシリアスで、時に不気味な表情まで見せる。そのギャップが「これ本当にひろしなの?」というツッコミを呼び、笑いにつながった。 - ミームとしての汎用性
「自分を◯◯だと思いこんでいる一般人」という形に派生させやすく、大喜利やコラ画像にも応用できたため拡散性と相性が良かった。
こうした要素が重なったことで、「野原ひろしミーム」は一過性のネタではなく、“ネットミーム”として定着しました。
まとめ
この記事では、「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」とは何なのか、その元ネタや意味、そしてなぜここまで広がったのかを解説しました。
最後に、読者の疑問に答える形でQAをまとめて締めくくります。
Q1. 「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」はいつから流行したの?
A. 元ネタは公式スピンオフ『野原ひろし 昼メシの流儀』で、コラ画像として拡散されたのは2010年代後半~2020年代初頭ごろといわれています。SNS、とくにX(旧Twitter)やニコニコ動画を中心に広まりました。
Q2. 元ネタ漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』はどこで読めるの?
A. 公式サイト「まんが クレヨンしんちゃん」。紙版の単行本も発売されており、公式に刊行されているスピンオフ作品です。
Q3. なぜ“一般人”と呼ばれるの?
A. 本家のひろしに似ているようで微妙に違う顔や、不気味な笑みを浮かべる表情、しんのすけのデザインの違和感などから「これは本物じゃなく、ひろしに化けた別人なのでは?」と解釈されたためです。そこから“自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人”という呼び方が定着しました。
Q4. 『野原ひろし 昼メシの流儀』は公式のスピンオフだよね?
A. はい。2025年10月からテレビ放送されることも公式から発表されました。
お読みいただきありがとうございました。