2025年4月13日、大阪・関西万博がついに開幕しました。
そんな中、メディアで話題になっているのが「万博おばあちゃん」という謎の人物。実はこのおばあちゃん、過去の万博すべてに情熱を注ぎ続け、世界中の博覧会を皆勤してきた“レジェンド”だったのです!
そして今回の大阪万博でも、初日から元気に会場へ現れ話題沸騰中。
この記事では、万博おばあちゃんの正体や、チケット代80万円超えの“お金持ち説”、家族の支えなどを紹介します。
万博おばあちゃんの正体・プロフィール

“万博おばあちゃん”の正体は、愛知県瀬戸市在住の山田外美代(やまだ とみよ)さん、現在75歳。1970年の大阪万博を皮切りに、2005年の愛・地球博(愛知万博)では全185日皆勤を達成した、筋金入りの万博ファンです。
当時56歳だった山田さんは病気がちだったと言いますが、万博に通い詰めるうちに体調まで改善。「病院に通うより万博に行く方が元気になれる」と、日々会場へ向かったそうです。
さらに驚くべきことに、2010年の上海万博では現地のマンションを借りて住み込み、またしても皆勤賞を達成。その後も韓国・麗水、イタリア・ミラノ、UAE・ドバイと、世界中の万博に参加し続けてきました。
なぜ“万博おばあちゃん”と呼ばれるようになったのか
2005年の愛知万博での皆勤ぶりが話題となり、「毎日来ているすごいおばちゃんがいる」と地元ニュースで取り上げられました。
山田さんの姿は、まさに万博に対する“純粋な愛”そのもの。
毎日通うだけでなく、各国スタッフとの交流、体調管理、会場の下見など、その熱量はとどまるところを知りません。
2025年大阪・関西万博チケット費用は80万円以上でお金持ち?

そして2025年春、ついに始まった大阪・関西万博。もちろん山田さんもこの日を心待ちにしていました。
なんと家族3人で大阪の会場近くに引っ越し、愛知との二拠点生活をスタート!
ところが、今回は会場入場のルールに悩まされます。山田さんが購入していた期間中何度も入場できる通期パスは11時以降しか入れないことが判明。そのことを知ると「朝9時の開場から入りたい」との想いから、毎日分の朝用チケットを家族3人分購入。その金額、なんと約80万円!(出典:沖縄タイムスプラス)
「今こそ貯金の使いどき」と迷いなく決断した山田さん。家族もその情熱に理解を示し、全面サポートする形で準備万端で開幕日を迎えました。

引っ越し費用にチケット代・・・山田さんはお金持ちなの?
万博おばあちゃんはお金持ち?
しかし「今こそ貯金の使いどき」と話しているように、計画的に万博資金を貯めていたようです。
山田さんは、元教員の息子さん(山田和弘さん・51)と、ご主人(鐘敏さん・75)とともに行動を共にしており、家族は山田さんの「生きがい・推し活」としての万博通いを全力で支援しているそうです。
大きなお金はかかりましたが・・・今は家族みんなが万博のとりこです。
【息子の山田和弘さん】「一番行きたくないとかやめろとか文句言ったのはここ(父)なのに、一番楽しんでるのはここ(父)なんですよ」
【夫・鐘敏さん】「年が年ですので元気で万博楽しんでくれれば一番いいですね。万博が元気の源やでね」
引用元:カンテレNEWS
大阪・関西万博開幕初日の様子
開幕日当日、あいにくの雨の中、山田さんがしっかり傘を差し、開場待ちの列に並ぶ姿がメディアに映し出され、話題となりました。
さらにこの日のために、山田さんは500個の手作り缶バッジを用意!会場で出会った人にプレゼントしているそうです。



バッジには「世界中の人が一つの輪になれたら」という想いが込められているんだって。受け取った人にとっても特別な思い出になるはず。
また、山田さんは「スペイン館に行くのが楽しみ」と語っており、過去の万博で交流したスタッフとの再会を心待ちにしているとのこと。パビリオンを巡る姿も元気そのもの。今回も皆勤を狙っているようです。
まとめ
この記事では、「万博おばあちゃん」として知られる山田外美代さんのプロフィールやこれまでの活動、そして2025年大阪・関西万博での出没情報についてご紹介しました。
ただの万博ファンを超えたその情熱と行動力は、まさに“生ける万博の象徴”。
チケット代や引っ越し費用などが話題となり「お金持ちでは?」という声もありますが、実際にはコツコツと準備し、家族のサポートを得て実現している“本気の推し活”なのかもしれません。
山田さんの「皆勤伝説」が再び記録されるのか。開催期間中、万博おばあちゃんから目が離せません!

