現在開催中の大阪・関西万博。連日多くの来場者でにぎわいを見せていますが、「会場内の食事が高い」という声もSNS上で見られます。
実はあまり知られていませんが、今回の万博では(一部の注意点を除き)飲食物の持ち込みが可能となっており、自作のお弁当を持参して訪れることもできます。
この記事では、大阪・関西万博における弁当の持ち込み事情と、持ち込む際のルールや注意点についてSNSの投稿をもとに調査しました。
大阪・関西万博の「食事」事情と弁当の持ち込み状況
現在SNS上では、各パビリオンや飲食ブースで食事を楽しんでいる様子が多く見られますが、
また、「そもそも食べ物を持ち込めることを知らなかった」という声も見られ、弁当の持参はまだ一般的とは言えない状況です。
一方で、実際に訪れた人の中には、
- 「何度も来るなら弁当持参だな」
- 「わが家はお弁当一択で行くつもり」
といった前向きな声も一部で聞かれており、これから徐々に増える可能性もありそうです。
また、Xでは「お外にベンチもたくさんあるので、フードコート以外の選択肢があるのもいい」といった投稿もあり、食事場所についての参考になりそうな声も少しずつ出てきています。
会場内での食事スペース/休憩スペースについて新たな情報を見つけ次第追記していきます。
万博協会の公式ルール:弁当持ち込みOK
万博協会のガイドラインに「お弁当含め食品全般持込は可能」と明記されており、会場内で、家庭から持参した食事をとること自体は問題ありません。
ただし酒類やビン・缶入り飲料の持ち込みは禁止で、代わりにマイボトルや水筒、ペットボトル飲料の持参が推奨されています。
持込禁止物(その他禁止物等)について
・酒類全般(容器や開封未開封問わず全て)
・瓶・缶類の飲料
※マイボトル・水筒を推奨、ペットボトルも可
引用元:大阪・関西万博公式サイト

愛知万博では途中から弁当持ち込みがokになったんだって。それを踏まえての対応かな。
弁当を食べる場所の課題:席不足や環境への不安も
一方で、「弁当は持ち込めるけど、食べる場所に困る」という声も少なくありません。
例えば、
- ベンチが満席で結局地面に座って食べた
- 日陰の休憩スペースがもっと欲しい
など、場所の確保や暑さへの対策不足を指摘する投稿も見られました。
また、学校団体で訪れた子どもたちが食事をとる場所に関する不満の声もあがっています。


Xに投稿された意見がこちらです。
夏場にここで弁当食べるの
子どもに食事させる場所にテーブルすら無し?
屋根がある場所が少なくて雨が降ったら終わり
このように、食事スペースを巡っては環境面でも課題が残っているようです
会場内は“高いものばかり”じゃない!実は手頃なメニューも
弁当を持参しようと考える理由のひとつには、「万博内の飲食物が高い」というイメージもあるでしょう。
実際にSNSでは、「食事が高すぎる」と感じている来場者の声もあります。
しかし一方で、


万博高いとか言われてるけど、お手頃価格のも、ちゃんとあるのよ。
といった投稿もあり、探せば比較的リーズナブルなメニューもあるようです。
このように、弁当を持参する派・現地で調達する派のどちらにも選択肢があり、それぞれに合ったスタイルで楽しめる環境が整ってきているとも言えそうです。
まとめ
この記事では、大阪・関西万博における弁当の持ち込み事情と、持ち込む際のルールや注意点についてSNSの投稿をもとに調査しました。
持ち込みは可能ですが、実際に食べている人は少なく、場所や雰囲気に課題があるようです。今後、訪れる人の工夫次第で弁当の活用が広がるかもしれません。



